みんなのラボ コラム

第10回 みんなのラボコラム「かめきち先生のクリスマスツリーに雪!」

一気に冬だね~。ちょっと遅めの雪の便りが聞かれるようになってきた。しかも、12月と言えば、クリスマス。僕も大好きだ。サンタさんは、今年は僕のところにきてくれるだろうか?

というわけで、今回は、僕の作ったクリスマスツリーに雪を降らせてみた。
雪といっても、実は尿素を使った実験。
尿素は、ホームセンターの肥料のコーナーに売られているけれど、僕の会社は分析会社なので簡単に手に入る。

  1.  尿素を水に溶かす。とってもたくさんの量が溶ける。
    20℃の水100mlに約100gも溶ける。
  2.  ①で作った飽和水溶液に洗濯のりと中性洗剤を加える。
    量は適当。と言っても困るから、100mlに洗濯のり20mlくらい、中性洗剤2滴くらいかな。
  3.  ツリーを作る。
    拾ってきたマツボックリにモールでデコレーションしたツリー、100円ショップで買ってきたツリーやトナカイなんかを使うと楽しいよ。
  1.  ②の水溶液をスプレーに入れて作ったツリーにスプレーする。
    適当に・・・
  2.  乾いてきたら何回かスプレーするとモッコモコになるから、お好みで!
    どんなふうになるのか、2,3日たたないとわからないのが面白い!

2日後、こんな風に作ったツリーがこれ!!

事業本部
RAS分析センター

ところで、一回溶けた尿素がどうして結晶になるのか?

そもそも、尿素は、白い色をした、匂いもしない結晶で水にとってもよく溶ける。
最近は、尿素配合クリームなんていう物がたくさんある。この時期、おかあさんも使っている。

結晶をつくる方法

  1. 水が蒸発すると結晶ができる。
    尿素の水溶液を、紙に浸したり、モールに吹き付けたりすると、水分が少しづつ蒸発していく。水分が蒸発すると、尿素の濃度が濃くなって、溶けきらなくなった分が結晶となって析出してくる。水の蒸発はゆっくりだから、最初にできた結晶が核になって、まわりに針のような結晶が成長して雪のようになる。ドライヤーなんかで早く乾かそうとするとうまくできないんだよ。
  2.  温度の高い尿素の水溶液を冷やすと結晶ができる。
    尿素は水によく溶けることは、さっき言ったんだけど、20℃の水に約100g溶ける。60℃の水には約250gも溶ける。60℃で溶けていた尿素をゆっくり20℃にすると溶けきらなくなった尿素が結晶として析出してくる。ゆっくりっていうのがポイント!
    この実験は“試験管スノー”でやってみようと思っている。

このツリー、会社の人たちや会社に来たお客様も、かわいい~って言ってくれた。
だけど、面白がってスプレーしていたから、実験の後、時間がたって実験台の上が真っ白になっていたので、おかあさんに怒られた。ブツブツ言いながら片づけてくれたけど。(ごめんなさい)
ちなみに、僕のおかあさんは、この間、そーむの小部屋で紹介されたMさん。名付け親は、F田君。
次回の実験もお楽しみに!!

お問い合わせ 0120-158-455