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黄色い花粉

かめきちの母です。

最近車に黄色い粉がどっさり付着していて、車が病気になったんじゃないかと思うくらいです。

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私の車は、紺色なのでとても目立ってしまいます。水たまりの縁にもいっぱいです。この季節なので黄砂なのかと思いましたが、水たまりをよく見ると、水に浮いているし・・・

すると、植木職人のおじさんは、「こりゃ~、80%はアカマツの花粉だわ!」と即答!見なくてもわかるようで。そうはいっても、リケジョの私としては証拠が見たいので、生き物おじさんにお願いして顕微鏡で見てもらいました。


なんだかとってもかわいらしい。パンダのよう(^。^)y-.。o○(400倍で撮影)

400倍アカマツの花粉ですね。植物がタネを作るためには、花粉がめしべにくっつく必要があることは知ってますよね?アカマツの場合は、雄花の花粉を雌花まで花粉を届かせるには、たくさんの花粉を作って、大量に風に乗せる必要があるんです。だから、雄花が一斉に咲く時期には、風にのって大量のアカマツの花粉が飛び交い、そこらじゅうに着地するというわけ。アカマツの花粉は比較的大きくて黄色いので目立つんです。アカマツのような「風まかせ」のタイプを「風媒花(ふうばいか)」と言います。ちなみに、風媒花の植物には、他にもこんなものはあります。スギ、ヒノキ、サワグルミ、コナラ、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラ、イネ、カモガヤ(まだですか~(;一_一))・・・。そうです。花粉症の原因の多くは、「風媒花」の花粉なんです。

なお、余談ですが・・・(出た!)

花粉を運ぶために「虫だのみ」「鳥だのみ」「水に流す」のタイプの植物があり、それぞれ「虫媒花(ちゅうばいか)」「鳥媒花(ちょうばいか)」「水媒花(すいばいか)」といいます。

「虫媒花」は、虫に花粉を運んでもらうために、きれいな花を咲かせ、蜜をだしたり、いい香りをだしたりして虫を誘います。いろんな花がいろんな虫に運んでもらうんですが(話が長くなりそうなのでその辺で・・・)ミツバチが来る花を思い浮かべてください。ミツバチにくっついた黄色い粉、アレです。

「鳥媒花」は鳥に受粉のお手伝いをしてもらう花です。日本には数が少なくて、身近なものではツバキがそうです。ツバキの花に来たメジロを思い浮かべた人。さすがです。

「水媒花」は水の流れにお願いして受粉する花です。水草のバイカモ(梅花藻)なんかがそうですね。


長くなる話もしたそうでしたが、今回はご遠いただいて。

運を天にまかせるような受粉方法を選ぶとは、なんともロマンチックな花たちですね。

では、また。

 

 

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