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【第2回】テントウムシを知る(1)

〇テントウムシが何を食べるか知っていますか
皆さんは、テントウムシが何を食べるかを知っていますか?
「アブラムシでしょ?」・・・正解!
「ナス」・・・正解!
「キノコ!」・・・は?
ということは、雑食ですか?
そうではありません。テントウムシには肉食の種類と、草食の種類がいるということです。自分がたまたま興味を持ったという理由で、このコラムでは主に肉食の方を見ていくことにします。

〇正体は、肉食獣
一番身近な、「ナミテントウ」を見てみましょう。
なお、ナミテントウの「ナミ」は「並」であり、うな重の「並」と同じで「普通の」というニュアンスです。余談ですが、もともとは「テントウムシ」という名前でしたが、特定の種(学名:Harmonia axyridis)のことを指すのか、テントウムシの仲間一般のこと(Harmonia属、あるいはテントウムシ科Coccinellidae)を指すのか紛らわしいので、このようにしたようです。
さて、ナミテントウの食べ物ですが、調べてみると次の通りです。

個人的には、メニューに野菜がないのが論外な感じです。・・・ともかく、ナミテントウは完全なる肉食ということになります。御品書きの「アブラムシ類」はいいとして、「テントウムシの幼虫」って?「卵」って?「さなぎ」って?と思いませんか。
そうです。「共喰い」です。
幼虫も成虫も、木の枝や葉の上を走り回ってアブラムシをむさぼり食う、さらには同じ種類の卵や幼虫も食う。幼虫はうかうかしていると、親や兄弟姉妹に食べられてしまうかもしれない。逃げる間も与えられず、卵のうちに食べられてしまう・・・。この生き物を「猛獣」と呼ばずしてなんというのでしょう。食われる前に食う、これが真の肉食系の生き様なのか・・・と思わずにはいられません。ナミテントウ、天晴(あっぱれ)です。実はこれには深いわけがあるのですが、それは次回、ちょっとだけ触れます。
(つづく)

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